自己融着線の構造
自己融着線製品について
自己融着線(融着性マグネットワイヤ)と特殊導体マグネットワイヤを製造・販売しています。
1.自己融着線の構造
ボンド線は、下図のような2層構造となっており、内層が絶縁皮膜、外層が融着皮膜で構成されています。
2.ボンド線の皮膜厚と主な用途
皮膜厚はJIS(日本工業規格)で厚さにより0種・1種・2種といったグレード分けがされており、数字が大きくなるほど皮膜厚は薄くなります。
ボンド線の皮膜厚は、使用される用途によって異なりますが、2種皮膜厚を使用されるのが一般的です。
主な用途は以下のとおりです。
主な用途
- スピーカコイル
- マイクロ・スピーカコイル
- ヘッドホンコイル
- イヤホンコイル
- ピックアップコイル
- ボイスコイルモータ
- 振動コイル